私達は一つ、繋がって響きあっている

毎月一日は、写経の会に参加させてもらってます。

写経後の、今日のご住職のお話は。

一人一切人、一切人一人
一行一切行 一切行一行

 

今の世の中は、残酷物語のような残酷なニュースが多く。
どうしてそんなことが起こるの。
人間がすることとは思われない、理解できないことも多々起こり。

どうしたら、そんなことがなくなるんだろうと、心を痛めてる方も多いのではないかと。

 

心を痛めても。
社会制度や、教育制度を変えることもできず。

 

そんなときは、どうすればよいか。
救われる言葉を教えてくれました。

 

一人一切人、一切人一人
一行一切行 一切行一行

 

聖応大師良忍が修行中阿弥陀如来からお告げを受けたものだそうです。

 

のちに融通念佛を開宗され、ゆうずうを教えられた方です。

今ここに、一人気がつくものがいて、何かできることはないかと感じた時。

 

自分一人では、とうてい間に合わないと思うのではなく。
何かできることから始め。
できることを探す。

 

写経でも、お祈りでも。

感じているのに何もできないのは、寂しいし、むなしい。

何か形にし、表現し、一人でもやることが。

 

 

一切に及ぶ、その思いが連帯の意識につながり。

 

今こそたくさんできることがあり。

 

仕方ないと、諦めるのではなく。
自分のできることから始め。

 

一人でも何かをしていると、大勢の人につながり。
大勢の人が何かすると、自分にも繋がる。

 

どこかに必ず繋がる。
地球上に生きるものだから。

私たちは一つで、必ず繋がって響きあっているのだからとおっしゃっていました。

 

一人一切人、一切人一人、私には何ができるのでしょうか?!

ゆうずうと、連帯意識。

 

今日から、日々意識しながら、一日、一日を大切に過ごしたいです。