グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~
久々にDVDを借りに行って。
優しい嘘というフレーズに惹かれて、どんな内容かも確認せず借りてしまいました。
内容は、
内戦により両親、故郷を失い、
難民キャンプを探しながら何千キロも子供だけで歩き、
運よくアメリカで生活できるようになり、仕事にもつけるという内容なんですが・・・。
両親を失うシーンも、
家畜の世話をしていたり、兄弟で遊んでる何気ない1日を送っている所に、
いきなりヘリコプターから爆弾を落とされ。
銃を持った兵士がやってきて、さっきまで側にいた人が殺されていくとう。
両親を殺され、必死の思いで住んでいた村を出て、
子供達だけで生き残れる場所を探します。
水がないので、自分の尿を飲んで生き耐えていたり。
川からは、殺された人が何人も流れてくる所を、
布をつないで、ロープの代わりにして向こう岸に渡り、
難を逃れたり。
そんな中、草原で寝ている所を弟が兵士に見つかってしまい。
兄が代わりに兵士に捕まるり。
生き残った兄弟は、難民キャンプで保護され、
運よく国外で生活できるビザが手に入り、
新たな生活が始まりますが・・・。
身代わりになってくれた兄のことが、
どうしても諦めきれず、探し始めます。
奇跡的に元いた難民キャンプで、兄との再会ができたが。
兄には、弟達と同じ国外に出られるビザは、
9・11の影響で発行されず。
兄弟が一緒に暮らすことは叶わず。
そこで、弟が兄に嘘をつきます。
ビザが取れたことにして、一緒に空港に向かいます。
空港の、搭乗口に並んでいる時に、
自分のパスポートを渡し、何も言わずこの名前を名乗って、
他の兄弟が待つところへ兄を行かせます。
自分は、難民キャンプに戻り。
病気の方の手当てに励むという話でした。
私は、なんとも凄まじい光景に、
DVDを見てるのだから、凄まじいシーンと表現してもよいのだけど、
銃で殺されていく光景が、あまりにも衝撃的で。
自分の目の前で起きた出来事のように感じてしまい、
トラウマライフという、トラウマをとってくれるアロマを
嗅いだり、ハートチャクラに塗ったりするぐらいでした。
今の私の生活からは、想像もできないことばかり。
同じ地球に住んでいて、飛行機を乗れば
何時間かでいける場所で起きているなんて…
同じ時代を生きているとは思えませんでした。
なんでこんなことが起こってしまうのだろうと考えてしまいました。
人が人を傷つけあう。
皆さんも、一度考えてみて下さい。
そのな中でも、家族、兄弟を思い合う気持ちに、心をうたれました。
個を尊重し、お互いを受け入れ、
戦争、戦いのない時代を願います。
全てを許し、感謝と共に日々を送りたいと思いました。